30代のスキンケア

基本はしっかりと行う

年齢を重ねて肌トラブルが増えたからといって、基本のスキンケアをおろそかにしてはいけません。まずはきちんと汚れを落とすこと、そして水分や油分を補うことを心掛けましょう。基本が出来ていないと特別なスキンケアをしても意味がありません。まずは土台を整えて、気になる部分を徹底的にケアするのが賢いやり方です。

基本のスキンケアではたっぷりの泡で洗顔をして、化粧水や乳液で肌のバランスを整えます。洗顔をするときには汚れが落ちるからと乱暴にするのではなく、優しく洗うようにしましょう。洗顔をしたらすぐに化粧水を肌に入れ込んで、潤いを閉じ込めます。一度で化粧水が入りきらないときには、数回に分けて補給します。化粧水のあとは乳液で水分を閉じ込めて、完了です。

気になる部分には美容液でケアを

30代では肌トラブルが起きて、基本のスキンケアでは改善することが難しいと判断したときには美容液を使います。美白をしたいときにはビタミンC誘導体などが入ったものを、シワやたるみが気になるならコラーゲンが配合された美容液などを使用します。自分の悩みに合わせた美容液を使って、基本のスキンケアでは補いきれない部分をカバーするのです。肌トラブルが酷い部分には重ね塗りをして、より効果が実感出来るようにします。

美容液を使うのは、化粧水と乳液の間です。化粧水が肌に浸透したと思ったら、ラベルなどに書かれている適量を肌に馴染ませます。肌の表面に美容液が残らず、肌内部に浸透したタイミングで乳液を使って蓋をするだけです。美容液を使う前には手のひらで温めるのもポイントです。